外構工事作業希望者必見!駐車場のコンクリート打設ってどうやるの?
外構工事でよく行われる作業に、「駐車場のコンクリート打設」があります。
外構工事に携わる際は、まず間違いなく行う作業なので、ぜひ手順を覚えてください。
1. 準備作業(地盤の整備)
既存の地面が砂利や草むら、凸凹している場合は、それらを取り除き、平らな状態にします。
この時、地面が柔らかい場合や不安定な場合には、地盤をしっかりと固めるための「造成工事」が必要になることもあります。
地盤を安定させるために、砕石を敷いて転圧します。
地盤がしっかりしていることがコンクリート打設の条件です。
2. 型枠の設置
次に、コンクリートを流し込むための「型枠」を設置します。
雨水が溜まらないように、少し傾斜をつけることで水はけをよくすることができます。
3. コンクリートの打設
コンクリートを型枠内に流し込んでいきます。
この作業では、コンクリートを均等に広げ、隅々まで行き渡らせるようにします。
コンクリートが流し込まれたら、ヘラや金鏝(かなごて)などを使って表面を平らに仕上げます。
4. 乾燥と養生
コンクリートを打設した後は、しっかりと乾燥させます。
水をかけて湿らせることや、カバーをかけて乾燥をゆっくり進めることが大切です。
養生期間は通常、数日から1週間程度です。
5. 仕上げと完成
最後に、乾燥が完了したら型枠を取り外し、駐車場の完成です。
必要に応じて表面を研磨したり、特殊な仕上げを施したりすることもあります。